毎日やで、毎日...。

とある商社マンと大学院生toの日常ブログ。なんてない毎日も大事に生きていきます。すべては最期の一瞬に見るという走馬灯の準備。

Life goes on

南です。

初投稿です。

 

今日は信じられないくらいの量の仕事が残っていながらも、上司に誘われたので5時45分に会社を飛び出して飲みに行きました。

 

月島にある岸田屋へ。食べログ3.96点というまさにエリート居酒屋でした。

ここのモツ煮込みは、誰が言い出したのかは分からないですが、東京で食べるべきモツ煮込みトップ3にランクインしている、と上司がご機嫌に豪語していました。

ホンマかよ、と思いながら食べてみましたが、多分ホンマです。字面通り、筆舌に尽くしがたい美味しさでした。

この料理の全体感に関してはどう表現したらいいか分からないですが、一つ大きく感じたのは、モツの臭さが絶妙に生かされて"ウマミっぽさ"に昇華されてるな、ということです。

本来モツの持つウィークポイントが、料理人の手によって逆にストロングポイントに変貌を遂げていて、あぁ、このモツは良いところを伸ばして育てられて幸せなやつだなぁ、とシミジミしました。

 

世間で言う大企業に入って、世間で言うエリートなやつ、世間で言う育ちのイイやつらに囲まれて、まぁ自分自身も世間で言うところの恵まれた人なんだろうが、次元が違うな、と思う人が多すぎて、絶望を通り越して諦めの境地に至ることも頻繁にありますが、このモツ達を見て、人は人、自分は自分、背伸びせずに自分の良さを見極めて、そこを生かさない手はないなと改めて気付かされた夜でした。

 

自分自身、技術的な才能はないなと重々承知している訳ですが、強いて言えば、(主観的ですが)魅力的な人に囲まれる(=仲良くしてもらえる)才能はあるなと自負してます。

上野さんという定年を迎えて再雇用されたおじさんと2年弱営業の仕事に携わってきた訳ですが、彼からしきりに言われて、心の励みになったフレーズが2つあります。

 

1つ目が「大丈夫、死にはせん」、2つ目は「人間人それぞれやから、個性を大事にして強みを伸ばして生かしたらええねん」。

 

どっちも当たり前過ぎて逆に思い付かない発想だと思いますが、特に後者は自分が自信をなくしたときに気持ちを楽にさせてくれる魔法のフレーズだと思います。

 

自分のことは自分が一番良く分かっているはずなので、背伸びせず、自分に合った生き方をしたいなぁと常々思いますし、このヨボヨボの糖尿病一歩手前のおじさんと話していると不思議と肩の力が抜けて目の前がパッと明るくなったりするものです。

 

明日も役員宛の申請書書いたり、外資系の金融機関とデリバティブやったり、カナダ人と交渉したりする訳ですが、失敗しても死にはしないし、穏やかな気持ちで取り組んで、夜は美味しい日本酒を飲んで、一週間を気持ち良くシメたいなぁと思います。

 

あと1日頑張ります。